| 「ドラキュラ」を"原作小説に忠実に"をコンセプトに映画化したフランシス・コッポラ監督が、今度は製作に回って同じコンセプトで「フランケンシュタイン」に挑戦。監督・主演は、当時注目株だった英国の監督&俳優ケネス・ブラナー。フランケンシュタイン博士の心理描写を重視するドラマ作りはたしかにこのジャンルでは画期的なのだが、ホラー・ファンにはわりと不評。問題はデ・ニーロ演じる怪物が人間的すぎたからではないかと思うのだがどうだろう? メイクも傷だらけの坊主頭ではあるが、素顔や表情がよくわかる形。しかもデ・ニーロなので、生を受けたばかりのイノセントさ、といったものは感じられない。ユニバーサル・ホラーの第1作「フランケンシュタイン」のボリス・カーロフの怪物像があまりに決定的なので、その枠からはみ出る怪物像は、よほどの説得力がないと承認しかねるのがホラー・ファン心理では? ただし、この映画にはオマケがある。それはヘレナ・ボナム・カーター演じる博士の婚約者が人造人間になること。その後、ティム・バートンとの間に息子を産んだ彼女だが、バートン監督が彼女と交際してるのは、この人造美女が気に入ったからだったりして? |

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